独自のクラスTシャツを作る上で重要なのは、何よりもデザインと考えられます。クラスの全員で案を出しあい、業者が提供するサンプルから気に入ったものを選んだり、または作成キットを作って自分で絵を描いてみたり、または絵の得意な誰かが手描きした原稿を送ってみたりして、そこにしかないオリジナルのTシャツを形にしていきます。でも、そこで問題になるのは元々のTシャツの色合いとなります。デザインそのものは満足のいくものだったはずなのに、いざクラスTシャツが完成してみると、背景となる生地の色とはあまり相性が良くなくて、せっかくのデザインがぼんやりとしたものに見えてしまうこともあります。
生地の色はあらかじめ決めておいたし、そこにデザインが組み合わされば良いものになるのではないかと考えていた。頭の中ではそういうイメージになっていたのに、完成品がそれとは違っていた。それでは寂しい結果になります。そんなことにはならないよう、業者の方ではあらかじめ生地の色とデザインの相性が悪くないか、カラーとしてのシミュレーションが行えるようにしてあります。
いくつかあるTシャツのカラーを選び、それに自分たちの考えたデザインを組み合わせて行く。そうすることで、クラスTシャツは最終的にどの色にすると一番いいか、インターネットサイトやアプリの画面で検証することが可能となるのです。Tシャツの色の決定は全体の完成にも大きく影響を与えるものとなるので、この機能を使うことでより確実に理想のものを作成できるのです。