クラスTシャツを作りたいけれど、イベントまで残り一週間を切ってしまっている。デザインは無事に決まったけれど、もう業者に頼んでも間に合わなくなってしまうのではないか。そういう心配が出てしまう場面も起こり得ます。業者の中には翌日発送というのをうたっているところもありますが、別の業者だと三日から一週間と書いてあるところもあります。
そういうのを見ると、実質的には残り一日や二日になってしまっては絶望的なのではないかと思えてきます。どうして、業者によってこれらの違いが存在するのでしょうか。それは、クラスTシャツを作る際の印刷方法の違いによるものです。クラスTシャツの印刷は、シルクスクリーン印刷というのがメインで利用されています。
これは最初に型を作り、それを利用してTシャツの生地に色を乗せて行く形式となるので、型を作る部分でどうしても日にちが必要になるのです。だからこのシルクスクリーン印刷のみを扱っている業者だと、どうしても日数としては三日から一週間は必要になってしまうという形になります。でも、Tシャツ印刷には他にもインクジェット形式と呼ばれるような型を必要としないプリント形式も存在します。そちらを取り扱っている業者ならば、最短で発注の翌日には発送してくれるようなところもあります。
デザインとしてカラーを重視したい時にはこちらのインクジェット形式の方が適しているとも言えますし、日にちが足りなくなってしまうと凝ったデザインが実現できないということもありません。プリント方法の違いというものを理解しておくと、完成に必要な日数がどのくらいかも把握しやすくなるでしょう。