ノベルティには、企業の宣伝や広告目的の場合と、商品の売り上げやサービスの契約など販促品として配ることがあります。似ているようで、この二つは違います。宣伝や広告の場合では、情報を伝えるだけなのでターゲットも不特定多数なことが多いです。しかし、ノベルティの販促品では、売りこみたい商品やサービスに合わせてターゲット層を絞り込み、それに合わせたアイテムを選択します。
男性向けなら実用的なビジネスアイテム、女性向けならコスメや可愛いキャラクターものなど、ターゲットを限定することでより効果を得られます。また、ノベルティの中には非売品のアイテムも多いので、そのコレクターになってもらうことでファンを増やすという方法もあります。販促品は、道端やイベント会場、来場記念品、またはポイントなどの交換商品、商品購入の特典などで配布されます。大きなイベントで不特定多数がターゲットの場合は、ティッシュやうちわなどその場で必要になるものが殆どです。
また、契約贈答品や特典などは、その会場でしか入手できない品や、商品に関連するものなどが選ばれます。配布する場所や人数を限定することで、レア感が生まれて、売上だけでなく宣伝効果にもなります。どの場合でも、顧客が受け取って満足できるものが望ましいです。欲しくもないものや、受け取って困るものだと、幾らノベルティグッズが良くても受け取ってもらえません。
場所や時期、関連性、そして実用的で無駄がないものが効果的なアイテムといえます。